A:兵庫県から大阪府立高校を受験するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
基本的には、本人の住民票が大阪府内にあることが求められるため、兵庫県に住民票がある場合、通常は大阪府立高校への進学はできません。
しかし、以下の「特別な事情」がある場合は例外が認められ、大阪府教育委員会の「応募資格審査」に合格すれば、進学が可能です。
- 保護者の転勤など、やむを得ない事情で入学する前年度の3月31日までに大阪府内に転居する予定がある場合。
- 近隣府県に住んでいて、その府県の高校に通うことが地形や交通の関係で非常に困難な場合、またはその府県に希望する学科(類似の教育課程を含む)がない場合で、大阪府内の高校に通学可能な場合。
- 芸能文化科を志望し、本人が他府県に住んでいても、府立東住吉高等学校に保護者または保護者代理のもとから通学できる場合。
- その他、特別な事情がある場合。
このように、兵庫県の中学校を卒業後に大阪府内に転居する予定がある場合や、地形や交通の問題など特別な事情がある場合には、例外が適用されます。例えば、山間部に住んでいて最寄りの高校が隣県にある場合なども考慮されることがあるでしょう。
受験を希望する際は、早めに情報を集め、必要な手続きを進めることが大切です。具体的には、志望校や教育委員会のウェブサイトをチェックし、オープンキャンパスや学校説明会に参加することをお勧めします。
さらに、不明点がある場合は、直接学校や教育委員会に問い合わせることで、より詳細な情報を得ることができます。このような準備を通じて、自分に最適な進路選択ができるよう努めましょう。
参考URL:https://www.pref.osaka.lg.jp/o180040/kotogakko/gakuji-g3/ohbo.html
日野りえ先生が回答しました。